一般書籍

新装版 人と思想 17

ヘーゲル

著者・編者 澤田 章
判型 新書
ページ数 272ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-42017ー8
発行年月日 2015/9/10

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内容紹介

カントに発するドイツ観念哲学の完成者といわれるヘーゲルは,「存在するものを把握することが哲学の課題であり,けだし存在するものは理性である」とし,世界のいかなるところ,いたるところの歴史に一つの理性的法則が貫いていることを信じ,「世界的精神」と名づけ,あらゆる存在の根本の働きをするものとした。

目次(内容と構成)

ヘーゲルについて――世界が大きく変わろうとしているときの哲学
Ⅰ 若い日の体験と思想――自由・愛・運命の探求――
  幼・少年時代のこと――非凡と凡庸――
  立ち連れのドイツ
  ヴュルテンベルクの事情
  革命の時代の大学生活――チュービンゲン時代――
  若い日の遍歴と思索――ベルンおよびフランクフルト時代――
Ⅱ 哲学者としての道――苦悩と栄光――
  イエナでのヘーゲル――ナポレオンと不朽の名誉――
  わが道―四十にして惑わず――ニュルンベルク時代――
  ハイデルベルク大学でのヘーゲル――哲学体系の完成――
  ベルリン大学でのヘーゲル――栄光の晩年――
Ⅲ ヘーゲルと現代思想
  後生への影響
あとがき
年譜
参考文献
さくいん