内容紹介
何が正で,何が不正であるかを決める基準は,人によって道徳,常識,悟性,あるいは正義の法,自然法などとちがうが,ベンサムは「功利」こそ最も適切な基準であると説いた。そして彼は功利の原理によって,広く人間性にかかわる諸分野に考察を進め,幸福の概念を明白なものとし,「最大多数の最大幸福の原理」を確立した。
目次(内容と構成)
Ⅰ ベンサムの生涯
  孤独な「哲学者」
  波乱の青春
  みのり多き時代
  隠者の夕暮れ
Ⅱ ベンサムの思想
  功利の原理
  政治と教育
  経済思想
  アジアとベンサム
年譜
参考文献
さくいん
 
				 
		 
							
