一般書籍

新装版 人と思想 16

ベンサム

著者・編者 山田 英世
判型 新書
ページ数 192ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-42016-1
発行年月日 2014/9/10

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内容紹介

何が正で,何が不正であるかを決める基準は,人によって道徳,常識,悟性,あるいは正義の法,自然法などとちがうが,ベンサムは「功利」こそ最も適切な基準であると説いた。そして彼は功利の原理によって,広く人間性にかかわる諸分野に考察を進め,幸福の概念を明白なものとし,「最大多数の最大幸福の原理」を確立した。

目次(内容と構成)

Ⅰ ベンサムの生涯
  孤独な「哲学者」
  波乱の青春
  みのり多き時代
  隠者の夕暮れ
Ⅱ ベンサムの思想
  功利の原理
  政治と教育
  経済思想
  アジアとベンサム
年譜
参考文献
さくいん