内容紹介
宗教改革の一つの流れの中において,プロテスタント最初の体系的神学書≪キリスト教的綱要≫をあらわし,神の意志がすべてであるとの予定説を打ち出したカルヴァンは,ルター以上に神を万能とみて,罪深い人間の理性など神に通じるものかといった。こういうきびしい教えがいわゆる資本主義的な考え方を生む。
目次(内容と構成)
カルヴァンについて
Ⅰ カルヴァンの生涯
成形の道程
参加する人生
勇気ある人生の勝利
Ⅱ カルヴァンの思想
神と人
キリストと人間
信仰と生活
教会と世界
年譜
参考文献
さくいん