内容紹介
■いよいよ18歳選挙権のもと選挙がスタートし、学校現場での本格的な主権者教育の実施が求められています。学校での授業のすすめ方に頭を悩ませている先生方へ、さまざまな疑問に答える一冊です。
■今日から使える授業のヒントを満載した、主権者教育に困ったときの決定版。
目次(内容と構成)
本書の使い方
第1編 主権者教育の疑問に答える!
1 主権者教育の背景
Q1 なぜ「主権者教育」が主張されるようになったのですか?
Q2 どうして「政治・経済」や「現代社会」は,
「現実の教材」を扱ってこなかったのですか?
Q3 「主権者教育」は「狭義」と「広義」に分けられるのですか?
2 主権者教育の教材
Q4 世界の国々では,どんな「主権者教育」が行れていますか?
Q5 棄権の理由から考える「狭義」の主権者教育の教材とは
どのようなものでしょうか?
Q6 「広義」の主権者教育の教材とはどのようなものでしょうか?
Q7 「副教材」や「指導書」はどのように使ったらよいのですか?
3 教材作成と授業実施上の注意点
Q8 どのようなことに注意して教材作成を行えばよいのですか?
Q9 選挙期間中に使用する教材の作成や授業では,
どのような注意が必要なのですか?
Q10 どのように「中立」の問題をクリアーしたらよいのですか?
Q11 どのように資料として新聞を活用したらよいのですか?
Q12 「支持政党」を生徒に質問されたら,
教員はどのように答えたらよいのでしょうか?
Q13 「主権者教育」は,いつ,どこで,誰が,誰に,
どのように行うのべきなのですか?
Q14 どのように外部機関との連携をしたらよいのですか?
Q15 どこかで「主権者教育」教材作成や実践の勉強は出来ませんか?
4 高校生の政治活動
Q16 有権者となった高校生の政治活動や選挙運動の範囲は広がるのですか?
Q17 高校生の政治活動や選挙運動の注意点はどのようなものがありますか?
Q18 高校生の政治活動などについては,制限しようとする動きがありませんか?
Q19 放課後,校外の政治活動を「届け出制」にしてもよいのでしょうか?
第2編 高校生の疑問に答える!
Q1 なぜ「18歳選挙権」になったのですか?
Q2 「主権者教育」ってなんですか?
Q3 そもそも選挙ってなんですか?
Q4 なぜ若者は選挙に行かないのですか?
Q5 選挙に行かないのは悪いことなのですか?
Q6 私の一票が,社会に影響をあたえて大丈夫ですか?
Q7 大人はなにを基準に投票先を決めているのですか?
Q8 投票先はどのように選ぶのですか?
Q9 保護者に「○○党にいれて」と頼まれたらどうすればよいのですか?
Q10 自分の一票で社会が変わると思えないのですが…。
Q11 高校生ができる「選挙運動」や「政治活動」はどのようなものですか?
第3編 実践教材 明日への授業
第3編の使い方
授業LIVE1 政策を比較して投票先を決めよう!
授業LIVE2 投票に行かないと損をする?
授業LIVE3 特別支援学校での主権者教育
終わりに―「18歳選挙権」となって―