内容紹介
■ 中高生も読めるように,「家庭と法」「学校と法」のチャプターに分け具体的な事例から,
法や社会に関する事を解説をした「法」を身近に感じることができる一冊。
■中学校社会科(「公民」),高等学校公民科(「公共」「倫理」「政治・経済」),総合の時間などの
授業でもあつかえる事例を多数あげています。
■ どの項目から読んでもよいように読み切りにしており,インパクトのあるイラストや図解で,
解説をわかりやすく工夫しています。
小貫 篤(埼玉大学准教授) chapter1 執筆
加納 隆徳(秋田大学講師) chapter2 執筆
江口 勇治(筑波大学名誉教授) 教育学のコメント 執筆
齋藤 宙治(東京大学准教授) 法学のコメント 執筆
目次(内容と構成)
はじめに
Chapter1
家庭と法
1 トラブルをどう解決する?
―交渉から訴訟まで話し合いの方法―
2 契約で社会がまわっている?
― 『リトル・マーメイド』で考えるー
3 ケーキや地位をどう分ける?
―公平な配分か平等な配分かー
4 事故を起こしちゃったらどうすればいい?
―過失に対する責任の取り方―
5 だれと結婚する?
―SOGI と同性婚をめぐってー
6 親は亡くなった子どもの SNS を見れる?
―プライバシーと相続―
Chapter1へのコメント 法学のイメージ
1 宗教を理由に授業をうけないことは認められるの?
―日本人の宗教観―
2 子どもをデザインしていいの?
―生命倫理を考える視点―
3 オンライン文化祭で音楽は使えるの?
―著作権とその利用ー
4 生徒会長はどうきめるのか?
―えらび方を考える―
5 高校生は選挙運動を手伝える?
―政治参加の方法ー
6 子どもと大人の境目はどこ?
―責任を負う年齢とは―
7 ブラックバイトって何だ?
―労働と契約を考える視点―
Chapter2へのコメント 法学の立場から法を学ぶとは
教育学の視点から みんなの「公共」の学習の基本を考える
おわりに