社会と法がわかる15のストーリー
法むるーむ
著者・編者 | 法むるーむネット |
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判型 | A5 |
ページ数 | 152 ページ |
定価(税込) | 1,320円 |
ISBNコード | 978ー4ー389ー22599-5 |
発行年月日 | 2022/07/25 |
内容紹介
■『法むるーむ』の改訂版が登場。だれにでも起きるかもしれない事例15から法的な考え方やトラブルの解決方法を知ることができます。
(前版は事例11)
■2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ、高校生にとってはまだまだ先のことだった「社会に参画すること」選挙や契約が身近なものになり、法を知ることはより重要になりました。
■内容をより深く知るためのコラムを多数もうけ、授業などでご使用される教員の方向けの指導案も充実しています。
2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられ,高校生にとってはまだまだ先のことだった「社会に参画すること」――選挙に行ったり,契約したりすること――が身近なものになりました。
そして,高校では2022年度から「現代社会」に替わる新しい必修科目「公共」がスタートしました。「公共」は,高校生が社会に参画し,さまざまな課題と向き合いながら解決する力を養うことを目的としています。
この本は,「公共」の内容を法の観点から考えることができるよう,身近な事例をもとにトラブルに対して弁護士がどのように対応するか,個人個人がどのように考えて対処したらよいかなど,わかりやすく書かれています。大学生や社会人の方々にとっても,法について考えるきっかけとなるような,読みごたえのある内容となっています。
執筆・編集は,高校教員と弁護士による法教育ネットワーク「法むるーむネット*」です。この本をもとに教室や家庭で議論しながら,社会のさまざまなことについて関心をもっていただくことを期待しています。(「はじめに」などより)
*法むるーむネット…法教育は教員と弁護士が協同して取り組むべきだと考えるメンバーが集まり,2005年に結成。
本書のポイント
・弁護士と高校教員のコラボにより,法律と教育の両面から検討してつくった本です
・だれにでも起きるかもしれない事例を取り上げ,法的な考え方やトラブルの解決法を丁寧に解説しています
・消費者問題や司法参加,ジェンダー,児童虐待など,現代的で多岐にわたるテーマを取り上げています
・内容をより深く知るためのコラムを多数もうけています
・授業などでご使用される教員の方向けに,指導案も整えております
内容構成
01 なかったことにできないの? ~契約~
02 儲け話にご用心 ~消費者問題~
03 フェイクニュースに注意 ~情報リテラシー~
04 事故は突然に ~交通事故~
05 はじめてのバイト ~雇用と労働の問題~
06 カタチのないものを守れ ~知的財産権~
07 クラスメイトが逮捕されてしまった! ~少年事件(窃盗事件)~
08 裁判員に選ばれた!? ~刑事裁判と裁判員裁判~
09 シンボルの木は伐採しないといけない? ~政治参加(主権者教育)~
10 家庭訪問してみたら ~児童虐待~
11 まさか彼がDV男だったなんて… ~デートDV~
12 おばさんのパートナー ~ジェンダー平等~
13 スポーツから考えるフェア ~公正とは何か~
14 ポスターを守れ ~立憲主義と民主主義~
15 国際離婚? 子どもはどうなる? ~国際法~