内容紹介
■好評の『用語集 現代社会+政治・経済』を新課程「公共」対応に大幅リニューアルしました。
■「公共」プラス「政治・経済」の2科目の用語をカバーする6,580語を収録し,共通テストや小論文,公務員試験や就職試験対策にも使用できる充実した用語数と解説となっています。
■過去10年分の共通テスト・センター試験出題頻度と「公共」教科書掲載頻度に加え,N検出題頻度の「トリプル頻度」も掲載!
■最新の時事用語や「公共」でおさえておきたい用語など重要度が一目でわかり,日々の授業で幅広く活用していただけます。
目次(内容と構成)
第Ⅰ編 公共の扉
1章 公共的な空間をつくる私たち
1 人間とは
2 青年期の心理と課題
青年期の意義
青年期の課題
欲求と適応行動
個性の形成
精神分析・深層心理
現代社会における青年とキャリア形成
3 哲学の始源と発展 -ギリシャ思想
倫理・哲学の基本用語
ギリシャの文化・思想
ソクラテス
プラトン
アリストテレス
ヘレニズムの思想
4 一神教の教え
宗教と信仰
ユダヤ教
キリスト教
イスラム教(イスラーム)
5 東洋の宗教と思想(1)-仏教
古代インドの宗教
原始仏教 仏陀の教え
部派仏教
6 東洋の宗教と思想(2)-儒教
諸子百家
孔子と儒家の思想
孟子と荀子
朱子学と陽明学
老子と荘子
2章 公共的な空間における人間
1 義務論と功利主義
カントの義務論
功利主義
2 生命倫理
生命倫理と生命の尊厳
生命倫理と医療技術
3 環境倫理 環境と人間生活
地球環境
資源・エネルギー問題
原子力発電とその課題
循環型社会とリサイクル
人口問題
4 情報化社会と現代社会の特質
情報化社会とリテラシー
現代社会における人間像
3章 公共的な空間における基本的原理 1 近代的人間像の誕生(1)-近代の始まり
2 近代的人間像の誕生(2)
科学的な思考
経験論と合理論
3 国家社会と人間性(1)-ヘーゲルとマルクス
ドイツ観念論・ヘーゲル
マルクスとエンゲルス
4 国家社会と人間性(2)-実存主義
5 公共性の復権と他者についての思考
プラグマティズム
ホロコーストとフランクフルト学派
構造主義とポスト構造主義
生命尊重とヒューマニズム
6 公正な社会と個人-現代の政治思想
7 日本の風土と神仏への信仰
日本人の自然観
日本人の心情
年中行事と通過儀礼
古代日本人の宗教と考え方
聖徳太子と奈良仏教
平安仏教
法然と親鸞
道元と禅
日蓮
無常観と日本文化
室町期の文化
8 江戸時代の学問と思想
朱子学と陽明学
古学と古文辞学
国学
江戸期の文化
9 日本近代化への歩み ~明治の思想
第Ⅱ編 基本的人権の尊重と法
1章 民主政治の原理
1 近代国家と立憲主義
人間と政治
国家と政治
民主政治のあゆみ
社会契約説
人権の保障
権力の分立
法の支配
民主主義の原理
2 世界の政治体制
主な政治体制
イギリスの政治制度
アメリカの政治制度
旧ソ連・ロシアの政治制度
中国の政治制度
フランスの政治制度
ドイツの政治制度
2章 日本国憲法の成立と国民の平和
1 日本国憲法の成立と三原理
大日本帝国憲法の制定と基本的性格
戦争への道
日本国憲法の成立と基本的性格
天皇制の変化
2 平和主義と日本の安全保障
平和主義と憲法第9条
平和憲法のゆくえ
3章 基本的人権の保障
1 基本的人権とは ~平等権
2 自由権
精神の自由
人身の自由
経済の自由
3 社会権
4 参政権の保障と国務請求権
5 新しい人権
6 グローバル化と人権の国際化
第Ⅲ編 現代の民主主義と政治参加・社会参加
1章 民主政治の成立と課題
1 現代の民主主義と課題
2 世論の形成と民主社会
3 選挙
選挙制度
選挙をめぐる問題点
4 政党政治
政党とは
55年体制以降の日本の政党
圧力団体
2章 日本の政治機構
1 国会の役割としくみ
国会と議会政治
国会のしくみと役割
2 内閣と行政機関
内閣と行政権
内閣の役割
行政権の拡大
3 裁判所の役割としくみ
司法権の独立
裁判のしくみ
統治行為論
違憲法令審査権
4 市民生活と司法参加
5 地方自治と住民の生活
地方自治とは
直接請求権
地方公共団体の組織と権限
地方自治の現状
3章 国際政治のしくみと役割
1 国際政治の成り立ち
国際社会の成立と発展
国際政治の特質
2 国際法と国際裁判
国際法の成立
国際法の種類
国際法の発展
国際裁判
3 国際連合の設立とその役割
国際連盟の成立
国際連盟の機構と活動
国際連合の成立
国際連合の機構 主要機関など
国際連合の機構 専門機関
国連の集団安全保障
国連の平和維持活動
国際協力
4 冷戦とその終焉
二つの世界の対立
平和共存
多極化の動き
新冷戦
5 軍縮と安全保障
4章 国際政治の現状と課題
1 現代の紛争
2 多文化・多民族社会に向けて
3 日本の戦後外交と課題
第Ⅳ編 現代の経済社会と国民の生活
1章 私たちと経済活動
1 私たちと経済
経済社会の特色
資本主義経済の発展
経済学説のあゆみ
社会主義経済
経済社会の変容
現代経済の基本的性格
2 国民経済と経済主体
国民経済とは
経済主体1 家計
経済主体2 企業
経済主体3 政府
2章 経済社会のしくみと役割
1 市場の機能
市場機構と価格の役割
市場の変化と独占禁止政策
2 現代の企業
3 金融とそのはたらき
貨幣の役割
資金の循環と金融のしくみ
現代の金融政策
私たちの生活と金融
4 財政とそのはたらき
財政のしくみ
租税の役割
公債と国民生活
政府の財政政策
5 国民経済とGDP
国民所得と国内総生産
経済成長
景気変動
3章 現代の日本経済
1 日本経済のあゆみ
日本経済の発展
近年の日本経済
産業構造の変化
2 中小企業問題
3 物価問題
4 食料と農業問題
5 都市化と過疎化の問題
6 公害の防止と環境保全
公害の防止
環境保全・環境対策
7 消費者問題と消費者の権利
4章 国民福祉の向上
1 労働問題と労働者の権利
労働運動・労働組合
労働基本権と労使関係
労働市場の変化と雇用問題
2 社会保障と社会福祉
世界の社会保障
日本の社会保障
3 少子高齢社会と福祉の向上
家族の変化
少子高齢社会と福祉の実現
5章 国際経済と日本
1 貿易と国際収支
貿易のしくみ
国際収支と為替相場のしくみ
2 戦後の国際経済体制
3 地域的経済統合
4 南北問題と国際協力
5 国際経済における日本の役割