武士の時代はどのようにして終わったのか
電子書籍版
歴史総合パートナーズ⑭
著者・編者 | 池田 勇太 |
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判型 | A5 |
ページ数 | 96ページ |
定価(税込) | 864円 |
発行年月日 | 2021/08/12 |
内容紹介
■19世紀後半に日本で起こった明治維新では,武士の支配する時代に幕が下ろされました。全国で藩がなくなり,城は破壊され,武士の身分的特権も奪われました。どのようにしてこのような大きな変革が起こったのでしょうか。身近な地域における変化にも目を向けながら,社会が急激に変化していくとはどのような経験なのか,追体験してみましょう。
目次(内容と構成)
はじめに:政治や社会が一変するとき
1. なぜ大名は領主をやめたのか
(1)版籍奉還はどうして可能だったのか
(2)藩と県は何が違うのか
(3)版籍奉還によって何が変わったのか
2. 武家の階級はどのようにして崩れたか
(1)武家を支えていた秩序はどのようなものか
(2)士族・卒という新しい身分
(3)階級秩序はどのように崩れていったか
3. 武家の支配はどのようにして終わったか
(1)東北諸藩と旧幕臣たちの苦難
(2)藩はどこへ向かおうとしていたのか
(3)廃藩置県はどのようにして起こったか
(4)藩の廃止はどう受け止められたか
4. なぜ士族の特権は奪われたのか
(1)文明開化のなかで
(2)秩禄処分
(3)城下町の変貌と士族
おわりに:必然ではない歴史を生きるには