一般書籍

日本帝国期東アジア史

著者・編者 奥保喜[オクヤスキ]
判型 A5
ページ数 468ページ
定価(税込) 2,750円
ISBNコード 978-4-389-50115-0
発行年月日 2020/03/10

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内容紹介

本書は、その題名のように日本が帝国であった時代の東アジアの歴史を詳細に叙述したものであります。近代の東アジア史は、いわゆる「歴史認識」問題に直結し、様々な見解がぶつかり合うものです。そうした論争の渦中にある「一つ一つのできごと」を、正しく理解しようと努めるものであります。その方法は、冷戦が終結する一九九〇年頃から「平成」のおわる二〇一九年までの三〇年間に出版された日本人学者の書物(翻訳書をふくむ)を突き合わせることです。それによって、一つ一つのできごとを客観的に記述し、問題点を摘出しようとしました。

目次(内容と構成)

目次
第1部 十九世紀末~二十世紀初頭(十九世紀末;二十世紀初頭;中国ナショナリズムと日本の植民地主義)
第2部 第一次世界大戦とその後(日本の第一次大戦への参加;ワシントン体制と国際協調;中華民国;戦間期の日本帝国)
第3部 世界恐慌から日本の第二次世界大戦参加(満洲事変;太平洋戦争への歩み;太平洋戦争はじまる)