内容紹介
~西洋思想・40回の講義録~
■ 近代思想(ルネサンス・社会契約の思想・功利主義の思想など)と現代思想(社会主義の思想・実存主義の思想・アメリカの思想など)を講義調にわかりやすく解説。
■ 人生の深い思索のために,また高校倫理の副読本としても必読。
目次(内容と構成)
第1章 近代思想の曙光
・第1回 神の光と自然の光~ドグマとロマン
・第2回 ルネサンス≪その1≫~地上の力
・第3回 ルネサンス≪その2≫~天上の美
・第4回 ルネサンスの思想家たち≪その1≫~ヒューマニズムの精神
・第5回 ルネサンスの思想家たち≪その2≫~ピコとマキャベリ
・第6回 ヒューマニズムの展開と新たな宗教観~トマス=モアとエラスムス
・第7回 ルターの宗教改革≪その1≫~改革への道
・第8回 ルターの宗教改革≪その2≫~福音への回帰
・第9回 カルヴァンの宗教改革≪その1≫~神の予定
・第10回 カルヴァンの宗教改革≪その2≫~信仰の光と闇
第2章 近代思想の協奏
・第11回 信仰の闇を超えて~モンテーニュ
・第12回 モラリストの行方~パスカル
・第13回 エリザベス時代とシェークスピア~栄華と叡智
・第14回 F.ベーコンと経験論~知識と経験
・第15回 デカルトと合理論~理性と知識
・第16回 近代哲学の展開~合理論と経験論
・第17回 社会契約の思想≪その1≫~ホッブズとロック
・第18回 社会契約の思想≪その2≫~ルソー
第3章 近代思想の交響
・第19回 カント≪その1≫~その生涯と批判哲学
・第20回 カント≪その2≫~実践理性と道徳法則
・第21回 カント≪その3≫~善意志と幸福
・第22回 ドイツ観念論の成立~カントの後継者たち
・第23回 ドイツ近代文化の隆盛~古典主義とロマン主義
・第24回 ヘーゲル≪その1≫~精神と自由
・第25回 ヘーゲル≪その2≫~弁証法と人倫
・第26回 功利主義の思想≪その1≫~ベンサムと量的功利主義
・第27回 功利主義の思想≪その2≫~J.S.ミルと質的功利主義
第4章 現代思想の黎明
・第28回 社会主義の思想≪その1≫~社会変革の思想とマルクス
・第29回 社会主義の思想≪その2≫~唯物史観と階級闘争
・第30回 実存主義の思想≪その1≫~キルケゴール 神の前の単独者
・第31回 実存主義の思想≪その2≫~ニーチェ1 神の死とニヒリズム
・第32回 実存主義の思想≪その3≫~ニーチェ2 超人と永劫回帰
・第33回 実存主義の思想≪その4≫~ヤスパース 理性と実存
・第34回 実存主義の思想≪その5≫~ハイデッガー 存在と時間
・第35回 実存主義の思想≪その6≫~サルトル 自由と責任
・第36回 実存主義の思想≪その7≫~実存主義の展開と先駆者
・第37回 アメリカの思想とプラグマティズム~ロマン主義と実用主義
第5章 現代思想の地平
・第38回 現代ヒューマニストの思想~人類愛と平和を求めて
・第39回 現代思想の潮流≪その1≫~他者への尊重と近代思想への批判
・第40回 現代思想の潮流≪その2≫~理性主義の見直しと新しい学問の展開