一般書籍

ラーマクリシュナ

新装版 人と思想 157

著者・編者 堀内 みどり
判型 新書
ページ数 264ページ
定価(税込) 1,320円
ISBNコード 978-4-389-42157-1
発行年月日 2016/3/25

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内容紹介

ラーマクリシュナは,一九世紀を生きたインドの聖者としてよく知られている。彼の豊富な神秘体験からほとばしりだした言葉は,神を求める多くの人々の心をとらえて離さない。すべての宗教はただ一つの永遠の宗教の諸形態だとし,宗派,教派を越えて人々の精神(霊性)の向上に寄与しようとする。彼の教えが醸し出している「やさしさ」や「思い」は,インドの思想的伝統を基盤としながらも,時空を越えて多様な価値観の中で生きている現代の私たちを,「前進しなさい」と常に励まし,勇気づけてくれる。そのラーマクリシュナの全貌に迫る。

目次(内容と構成)

はしがき
序章 ラーマクリシュナとその時代
   一、ラーマクリシュナについて
   二、ラーマクリシュナの生きた時代
第1章 ラーマクリシュナの生涯
   一、誕生
   二、少年時代
   三、カルカッタでの修業
   四、神体験―カーリー・マー
   五、修業時代
   六、ラーマクリシュナ、人々を導く
   七、ヴィヴェーカーナンダとの出会い
   八、ラーマクリシュナ、永遠の旅立ち
   九、サーラダー・デーヴィーについて
第2章 ラーマクリシュナの思想
 Ⅰ インド思想とラーマクリシュナ
   一、ヴェーダからウパニシャッドへ
   二、バラモン教からヒンドゥー教へ
 Ⅱ ラーマクリシュナの思想
   一、ブラフマンと神
   二、宗教について
   三、神秘体験について
   四、真理(神)への道
   五、在家の人々への忠告―信仰と社会生活
   六、自分について
   七、聖者ラーマクリシュナ
あとがき
ラーマクリシュナ年譜
参考文献
さくいん