一般書籍

神谷美恵子

新装版 人と思想 136

著者・編者 江尻 美穂子
判型 新書
ページ数 240ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-42136-6
発行年月日 2015/9/10

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内容紹介

神谷美恵子は,津田英学塾二年の時,初めてらいを病む人に接して大きな衝撃を受けた。自分がこの病者たちの犠牲において生かされていると感じ,この人たちに奉仕できる道に進みたいと考える。機が熟するのを待って医学を修め,40歳を過ぎてから愛生園の医師を勤め,多くのらい者を看取った。本人自身も重病を経験しながら,妻・母・医師・教師・文筆家として,常に謙虚に,苦難のなかにある人々と共に,真実を追求する一生を送った。美恵子の生涯を描きつつ,基となった思想を探る。

目次(内容と構成)

はしがき
序章
Ⅰ 生いたち
   幼い日々
   スイスでの日々
   女学校時代
   父と母
Ⅱ 負い目を胸に
   思索の時
   アメリカでの日々
   東京女子医専時代
   東大病院精神化医局員時代
Ⅲ 人生の本番
   結婚まで
   家庭と仕事と
   文筆家として
   教師として、医師として
Ⅳ 人間を超えるものへの信頼
   内面の輝き
   宗教について
   病いと死
終章
あとがき
年譜
参考文献
さくいん