内容紹介
「死」を体系的に分類しながら,デス・エデュケーションの展開に必要な事象についての視野を広め,自らの思考力を耕していけるよう工夫されたワークブック。
目次(内容と構成)
第1章 人称別の死
1 三人称の死
1.「死」のポルノ化
2.死生学を学ぶ理由
2 一人称の死
1.死の疑似体験(藤井美和先生の授業紹介)
2.なぜ、死ぬことは怖いのか
3 二人称の死
1.人を殺したいと思ったこと、ありますか?
2.遺された者の悲しみ
3.死別の悲しみの中にいる人とのコミュニケーション
4.「分かち合いの会」の重要性
5.喪失体験の先にあるもの
4 2.5人称の死
1.医療・看護職の人へ ~専門性と、専門性から離れる専門性~
2.新聞の死亡記事を読む
3.闘病記を読む
第2章 予測できない死
1 事件 ~犯罪被害者の心理~
2 事故
3 自然災害
4 突然死
第3章 予測できる死=避けられない死
1 ガン
1.告知とインフォームド・コンセント
2.子どもにどう伝えるか
3.医師と患者・家族とのコミュニケーション
4.看護師と患者・家族とのコミュニケーション
2 老衰と介護
3 エイズ
4 ターミナル・ケア
5 積極的安楽死
6 葬儀について考える
第4章 避けられるかもしれない死
1 交通事故
2 自死(自殺)
1.いじめ
2.経済苦
第5章 避けられる死
1 戦争
2 戦争で死ぬ、ということ
3 軍隊に入れば、愛する家族を守れるのか?
おわりに