内容紹介
「悪」を主題とした人物史で歴史を通覧する
―隠されてきた「悪」に焦点をあて、真実の人間像に迫る―
■歴史の教科書で活躍する偉人たちの表の顔ではなく、教科書では触れていない裏の素顔に切り込むことで、歴史における彼らの役割を立体的に解き明かす新たな歴史書シリーズの登場です。
■「悪」の定義はさまざまで、反倫理的行いだけを指すのではありません。読者によってもその解釈は多種多様だと思いますが、本書を手がかりに、歴史における「悪」とはなにかを考えてみると、歴史のおもしろさがさらに広がります。
■東アジア編【上】では、中国史上の悪とされる人物から、時代順に二四人を選択しました。
目次(内容と構成)
はしがき
禹
夏の桀王
殷の紂王
孔子
始皇帝
??
趙高
二世皇帝胡亥
項羽
劉邦
冒頓単于
漢の武帝
王莽
光武帝
曹操
劉備
孫権
煬帝
唐の太宗
則天武后
韋后
唐の玄宗
楊貴妃
安禄山