内容紹介
「悪」を主題とした人物史で歴史を通覧する
―隠されてきた「悪」に焦点をあて、真実の人間像に迫る―
■歴史の教科書で活躍する偉人たちの表の顔ではなく、教科書では触れていない裏の素顔に切り込むことで、歴史における彼らの役割を立体的に解き明かす新たな歴史書シリーズの登場です。
■「悪」の定義はさまざまで、反倫理的行いだけを指すのではありません。読者によってもその解釈は多種多様だと思いますが、本書を手がかりに、歴史における「悪」とはなにかを考えてみると、歴史のおもしろさがさらに広がります。
■日本編【上】では、基本的に高等学校の日本史教科書に登場する人物から、時代順に三一人を選択しました。
目次(内容と構成)
はしがき
蘇我馬子
天智天皇
天武天皇
聖武天皇
藤原不比等
橘奈良麻呂
藤原良房
藤原道長
平清盛
後白河院
木曽義仲
源頼朝
源義経
北条政子
北条時政
後鳥羽上皇
北条泰時
北条時宗
後醍醐天皇
足利尊氏
足利義満
足利義教
日野富子
足利義昭
足利持氏
伊勢宗瑞
武田信玄
上杉謙信
毛利元就
織田信長
羽柴秀吉