一般書籍

歴史総合パートナーズ⑭

武士の時代はどのようにして終わったのか

著者・編者 池田 勇太
判型 A5
ページ数 96ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-50135-8
発行年月日 2021/08/12

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内容紹介

■19世紀後半に日本で起こった明治維新では,武士の支配する時代に幕が下ろされました。全国で藩がなくなり,城は破壊され,武士の身分的特権も奪われました。どのようにしてこのような大きな変革が起こったのでしょうか。身近な地域における変化にも目を向けながら,社会が急激に変化していくとはどのような経験なのか,追体験してみましょう。

目次(内容と構成)

はじめに:政治や社会が一変するとき
1. なぜ大名は領主をやめたのか
(1)版籍奉還はどうして可能だったのか
(2)藩と県は何が違うのか
(3)版籍奉還によって何が変わったのか

2. 武家の階級はどのようにして崩れたか
(1)武家を支えていた秩序はどのようなものか
(2)士族・卒という新しい身分
(3)階級秩序はどのように崩れていったか

3. 武家の支配はどのようにして終わったか
(1)東北諸藩と旧幕臣たちの苦難
(2)藩はどこへ向かおうとしていたのか
(3)廃藩置県はどのようにして起こったか
(4)藩の廃止はどう受け止められたか

4. なぜ士族の特権は奪われたのか
(1)文明開化のなかで
(2)秩禄処分
(3)城下町の変貌と士族

おわりに:必然ではない歴史を生きるには