内容紹介
■「歴史する?」高等学校の新科目「歴史総合」に向けた新シリーズ!私たちを取り巻くさまざまな物事を、日本史・世界史の枠組みにとらわれない視点から広く、深く考えていきます。新たな学びのパートナー、学び直しのパートナーとしておすすめします。
■いま若い人の語りを聴くと、「人類は進歩している」という歴史観はあり得ないと感じていることが、ひしひしと伝わってきます。不確定な明日のために生きるのではなく、確実な「いま」を精一杯生きることが求められているように思われます。しかし、よりよい次の一歩を踏み出すためには、自分の身に降りかかるさまざまな出来事を、大きな歴史の流れのなかに位置づける「力」が必要です。本書を手に取れば、あなたも「歴史する力」を涵養することができるでしょう。
目次(内容と構成)
はじめに―一番いい時代はいつか―
1.私たちはどこから来たのか、私たちは何者か、私たちはどこへ行くのか
2.歴史を造るのは誰か
3.世界史から私たちの歴史へ
4.モノの次元
5.イミの次元
6.ヒトの次元
おわりに―史的な思考法マニュアル―