内容紹介
ゆったりとくゆらす葉巻、人差し指と中指とでつくるVサイン―それらはファシズムとたたかうイギリス人や世界中の人々にとって輝かしい抵抗のシンボルであった。しかし、第二次世界大戦が起こらなかったならば、かれウインストン=チャーチルの名はイギリス史の片隅にとどまったかもしれない。
本書は、この大戦を中心として、二〇世紀最大の「個性」の一つを興味深く伝えようと試みたものである。
目次(内容と構成)
序
Ⅰ 政治家としての哀歓
Ⅱ ヒトラーとの対決
Ⅲ ある時代の終わり
あとがき
年譜
参考文献
さくいん