内容紹介
「アレクサンドロス大王」という名前の裡には、なにか人の心を捉え、惹きつけるものが潜んでいる。
その名は、二三〇〇年余の昔、流星の光芒をもって歴史の天空をよぎり、そして瞬時に消えた。それは新しい時代のエネルギーそのもの、ともいえた。
アレクサンドロスは、おのれの可能性をほとんど無限に信じた。
かれの前に道はない。かれが道をつくるのだ。それは星への道、「誉れ」への道であった。
目次(内容と構成)
はしがき
Ⅰ 満ちてくる潮
Ⅱ 疾風
Ⅲ 羅針盤
Ⅳ 見果てぬ夢
あとがき
年譜
参考文献
さくいん