内容紹介
有島武郎―彼は大正期という波乱に富んだ時代の、ゆるがない良心であった。本書では海外で学び西洋哲学の影響を受け、数多くの名作を生み出した彼の波乱に満ちた人生を詳しく紹介する。
目次(内容と構成)
第一編 有島武郎の生涯
欧化風潮のなかで
札幌農学校
留学の前
留学
ふたたび札幌へ
東京
世の常のわが恋ならば
第二編 作品と解説
二つの道
お末の死
宣言
迷路
カインの末裔
小さき者へ
生まれ出づる悩み
或る女
惜みなく愛は奪ふ
宣言一つ
年譜
参考文献
さくいん