内容紹介
二葉亭が自らに「くたばってしまえ」と言い放ったことからペンネームを決めたことで有名な二葉亭四迷。自分が文学者であることを嫌悪し幾度か文学を放棄した。そんな小説家らしからぬ逸話を持つ彼の生涯を解明する。
目次(内容と構成)
第一編 二葉亭四迷の生涯
文学への眼覚め
野心と絶望
青春彷徨
生活の嵐の中で
父の死
ロシア行
朝日新聞入社
白夜の露都ぐらし
第二編 作品と解説
浮雲
其面影
平凡
翻訳および文学論
むすび
年譜
参考文献
さくいん