内容紹介
詩人としても彫刻家としても一流だった高村光太郎。西洋の生活を経験し独自の近代的自我を確立するが、封建的な制度や道徳を残す日本では彼は異端な存在であった。自我を生きようとする彼の妥協することなき偉大な生涯を描く。
目次(内容と構成)
第一編 高村光太郎の生涯
宿命
ヨーロッパ留学
美に生きる
智恵子の死
モニュマン
第二編 作品と解説
詩人光太郎の誕生
道程
雨にうたるるカテドラル
猛獣篇
智恵子抄
典型
年譜
参考文献
さくいん