一般書籍

人と作品

北原白秋

著者・編者 恩田 逸夫 著
判型 新書
ページ数 224ページ
定価(税込) 1,320円
ISBNコード 978-4-389-40116-0
発行年月日 2017/8/29

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内容紹介

詩歌壇の巨匠として五十八歳で永眠するまでの北原白秋の生涯は、まさに詩業一路の歩みであった。それは明治大正昭和にわたってたゆみなく進められ、しばしば画期的な作風を樹立したのである。絶えず新しい境地を求めて躍動する豊饒で健康な生命力こそ、彼の詩業の根本的な特色である。そして、この力は童心や郷土性や古典文芸など、素朴で永遠的なものが源泉とされている点で、決して枯渇することはない。多様と統一、流行と不易、そこに白秋の詩業の魅力がある。

目次(内容と構成)

第一編 北原白秋の生涯
 郷土
 上京
 青春
 遍歴
 拡充
 豊熟
第二編 作品と解説
 白秋文学の特色
 象徴詩の新領域
 柳河と東京
 日光と落葉松
 総合的詩境
 白秋短歌の輪郭
年譜
参考文献
さくいん