一般書籍

人と作品

川端康成

著者・編者 福田 清人 編/板垣 信 著
判型 新書
ページ数 194ページ
定価(税込) 1,320円
ISBNコード 978-4-389-40109-2
発売日 2016/8/30

内容紹介

昭和四十年十一月十二日、『伊豆の踊子』にちなんで、伊豆湯ヶ野温泉に文学碑が建てられた。碑面には川端の字で、『伊豆の踊子』からとられたつぎの一節が刻まれている。


 「湯ヶ野までは河津川の渓谷に沿うて三里餘の下里だった。峠を越えてからは、山や空の色までが南國らしく感じられた。私と男とは絶えず話し続けて、すつかり親しくなつた。萩乘や梨本なぞの小さい村里を過ぎて、湯ヶ野の藁屋根が麓に見えるやうになつた頃、私は下田まで一緒に旅をしたいと言つた。彼は大變喜んだ。」

目次(内容と構成)

第一編 評伝・川端康成
孤児
 愛
 出発
 非情
 回帰
第二編 作品と解説
 十六歳の日記
 感情装飾
 伊豆の踊子
 雪国
 千羽鶴
 山の音
 年譜
 参考文献
 さくいん