ジャンヌ=ダルクの百年戦争〔新訂版〕電子書籍版
新・人と歴史 拡大版 06
著者・編者 | 堀越 孝一 |
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ページ数 | 268ページ |
定価(税込) | 1,555円 |
発行年月日 | 2018/06/27 |
内容紹介
ジャンヌ=ダルクが「救国の聖女」の極印を打たれてすでに久しい。
この通貨はいまだに有効で、なにか動乱があって女性が登場すると、すぐさまジャーナリズムは「現代のジャンヌ=ダルク」をうんぬんする。
これも確かに「ひとりのジャンヌ=ダルク」ではあろうが、神格化された人々のアスピレーションのむかう対象となったジャンヌ=ダルクの陰に、「もうひとりのジャンヌ=ダルク」がいる。同時代人はジャンヌ=ダルクをヴァロワ王権の味方、教会にそむく異端の少女としか見なかった。
本書は、その時代の生身のジャンヌ=ダルクを追い求めた、ユニークなジャンヌ=ダルク伝である。
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目次(内容と構成)
はじめに
Ⅰ 噂の娘
Ⅱ 百年戦争後半の幕あけ
Ⅲ ジャンヌ現代史
Ⅳ ルーアンのジャンヌ
おわりに
年譜
参考文献
新訂版あとがき
さくいん