現代を生きるヒント
高校 倫理が好きだ! 電子書籍版
著者・編者 | 高校倫理研究会 |
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ページ数 | 242ページ |
定価(税込) | 1,118円 |
発行年月日 | 2017/10/27 |
内容紹介
高校倫理教育にかかわってきた教員や研究者が,それぞれ自分と深く響き合ってきた人物を選び,彼らとの心の対話へと読者を誘います。
世の中がどのように変わろうとも失われない「倫理」教育の原点,そして今とこれからの「倫理」教育の姿を通して,人間にとって倫理とは何なのかが見えてくる一冊です。
[販売サイト]Amazon kindle
目次(内容と構成)
第一章 善さや正しさをどう考えるか
プラトン 理想とイノセンス
エピクロス 快楽主義貫く
ルソー 「悪」と向き合う
アダム・スミス 「経済学の父」の道徳哲学
ロールズ 無知のヴェール
アマルティア・セン ケイパビリティとは何か
もめる部活動
第二章 宗教をどう考えるか
ブッダ 心理に目覚める
イエス 神の愛と人類愛
パウロ 異邦人への使徒
カント 神を知ることはできるのか
日本の仏教 その変化と広がり
一遍 一切の事を捨てて
富永仲基 「加上」の説
「放蕩息子」の話
第三章 教育をどう考えるか
孔子 学ぶということ
福沢諭吉 児童教育者としての顔
ソクラテス 人はなぜ間違うか
デューイ 問題解決学習
ハイデガー 根源にさかのぼる
高校生との「哲学対話」
第四章 現代社会をどう生きるか
エリクソン アイデンティティの獲得
リースマン 「他人指向」の時代に
和辻哲郎 風土論を読みなおす
新渡戸稲造 武士道と道徳
ニーチェ ニヒリズムの超克
リオタール 「大きな物語」の果てに
あるブラック企業の話