内容紹介
新科目に向けて新たな学びのデザインの提案!
現場の声をていねいに聞き取った授業実践は、必ず先生方が創る新しい授業のヒントになるでしょう。
著者が直接取材してきた各学校の授業が、コロナ禍やその後を見据えてどのように“進化"し、新しい授業のデザインに向けて動き出しているかを検証します。
授業実践を新時代に向けての新たな指針の一助にできれば幸いです。
目次(内容と構成)
序「授業探訪」という「対話」の場づくりの試み
I 授業探訪学びの場としての授業実践
授業探訪 1 「学び」と「楽しい」が共存する〈現代社会〉~ユニバーサルな授業への工夫~
探訪先: 聖学院中学校・高等学校 日野田昌士 仙波徳俊 小川真祈人
授業探訪 2 ジグソー法で自走した学びにつながる〈世界史B〉の授業
~個々の生徒を見る目が冴える!~
探訪先: 岩手県立大船渡高等学校 梨子田喬
授業探訪 3 「主体性」を育む〈日本史B〉の授業 ~発問・質問・問いが学びをうながす~
探訪先: 京華中学・高等学校 西村博樹
授業探訪 4 探求する生徒を見出す〈日本史A〉の授業~〈歴史総合〉などにもつながる
「問い」づくり~
探訪先: 昌平中学・高等学校 堀越直樹
II コロナ禍の授業実践持続可能な授業のために
授業実践 1 Only One for Others を求める授業~自分の学びをデザインする生徒の育成~
聖学院中学校・高等学校 日野田昌士 伊藤航大
授業実践 2 授業デザインの時代へ ~単元を貫く問いの設定~
岩手県立盛岡第一高等学校 梨子田喬
授業実践 3 Good Try!! があふれる授業へ ~自走する学びの連鎖~
京華中学・高等学校 西村博樹
授業実践 4 歴史の学びを通じて「対話」をめざす~教科書との「対話」、歴史との「対話」、
現代との「対話」~
昌平中学・高等学校 堀越直樹
鼎談 高校「社会科」と「持続可能な学び」
福岡県立ありあけ新世高等学校(定時制) 前川修一
岩手県立盛岡第一高等学校 梨子田喬
産業能率大学経営学部准教授 皆川雅樹
結「学校」という「社会」