内容紹介
■このところ企業のトップが「申し訳ありませんでした」と頭を下げては謝罪会見に臨む一方で、自らの非を頑として認めず、頭を下げようとしない政治家の姿も見られます。こうした状況を受け、本書では悪質タックルを行った日大アメフト部の選手が示した「謝る力」を、「他人事」とせず「自分事」として受け止める生き方、謝罪を未然に防ぐための日ごろの生き方がまとめられています。
目次(内容と構成)
はじめに
「謝る力」―事例から考える―
1 日大選手の会見
2 緊急授業 「『謝罪』を考える」
3 しどろもどろの監督とコーチ
4 「TOKIOに戻りたい」
5 ささやき女将
6 「私は寝てないんだ!」
7 消えたカリスマ
8 謝罪を未然に防ぐ力―“株”を上げた危機対応―
9 新聞社も例外ではない
10 もしあなたが広報課長だったら
11 合理主義の関学ファイターズ―筆者が26年前に書いた記事―
「謝る力」―インタビュー―
12 寺脇研さんが語る 「謝る力」―その力の本質を考える―
おしまいに―繰り返される「お詫び」―