一般書籍

新装版 人と思想 28

ガンジー

著者・編者 坂本 徳松
判型 新書
ページ数 256ページ
定価(税込) 1,100円
ISBNコード 978-4-389-42028ー4
発行年月日 2015/9/10

オンライン書店で購入する

amazon
楽天

内容紹介

インド独立運動の偉大なる指導者であったガンジーは”大いなる魂”と呼ばれ,非暴力主義に立つ不殺生を基調に,インド貧民の解放と人種差別の撤廃に生涯を捧げた。彼が殺されたとき,民衆は父を失ったごとく悲しみ,棺を取り巻いたが,それは彼が政治的指導者であったばかりでなく,万人のための生活の哲学をもっていたからであった。

目次(内容と構成)

Ⅰ ガンジーの生涯
  ガンジーの百年
  幼少年時代とその背景
  南アフリカ時代
  インドに帰って
  農民とともに
  ガンジーとタゴール
  塩の進軍
  円卓会議とその周辺
  死にいたる断食
  政治第一線からの引退
  ガンジー的な見解 ――産児制限と黒人問題――
  アシュラムの内と外
  蒋介石への手紙
  愛する者の死
  劇的な生涯
Ⅱ ガンジーの思想
  ガンジー主義について
  ガンジーにおける真と美 ――学生の四つの疑問――
  宗教的融和の問題
  ガンジー主義と社会主義
  ガンジーと農民
  カダールの倫理
  不可触民の問題
  ガンジーにおける多数と少数
  ガンジーの生き方 ――否定の道――
  死
  批判のための一章 ――ガンジー生誕百年に――
年譜
参考文献
さくいん