内容紹介
「弱きを助け,強きをくじく」という中国古来の正義感に立ち,「中国が将来強大になったとき,今受けている列強の圧迫を思い起こし・・・・・・帝国主義を消滅させなくてはならない」という孫文の考え方は,中国革命の父と仰がれ,中国近代化の基礎を築いた人として尊敬されている。
目次(内容と構成)
孫文について
Ⅰ 孫文の生涯
近代的知識人への道
異民族王朝の打倒をめざして
立憲共和国の建設をめざして
独立と民主主義を求めて
Ⅱ 孫文の思想
孫文思想の特徴と体系
旧い三民主義思想
三民主義思想の形成
試練に立つ三民主義
新しい三民主義思想
旧三民主義からの脱皮
新しい三民主義
実践哲学・歴史観・社会観
孫文思想の継承
年譜
参考文献
さくいん