内容紹介
戦後,我が国の教育界にデューイ旋風が巻き起こった。自然主義の立場から,真の人間や社会のあり方を追求した彼の教育理論や倫理学,社会哲学が,民主主義の正統派の代表として歓迎されたのである。そのデューイも現代のメカニズムの前に忘れ去られようとしている。人間不在の今日こそ,謙虚に彼を学ぶべきであるのに・・・。
目次(内容と構成)
Ⅰ 精神的風土
  はじめに行動ありき
  思想への求心
Ⅱ ジョン=デューイの生涯
  うつくしい湖水のほとりで ――少年時代――
  知識の国 ――大学時代――
  故郷をはなれて ――大学院時代――
  人生のかどで ――ミシガン時代――
  独自の思想の形成 ――シカゴ時代――
  書斎から街頭へ ――コロンビア時代――
  晩年
Ⅲ ジョン=デューイの思想
  概観
  倫理学 ――知性と自由――
  教育理論 ――実験学校のこころみ――
  社会哲学 ――民主主義の理論――
  倫理学 ――探求の理論――
おわりに
年譜
参考文献
さくいん
 
				 
		 
							
