
整理して理解する 日本史B基礎用語 第2版
著者・編者 | 日本史B基礎用語研究会+清水書院編集部 |
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判型 | A5 |
ページ数 | 362ページ |
定価(税込) | 1,320円 |
ISBNコード | 978-4-389-50048-1 |
発行年月日 | 2016/04/30 |
内容紹介
本書の特色
高等学校地歴科「日本史B」に登場する基礎的な用語や事項を厳選し,学習指導要領の配列に準じて記載した,知識の整理・確認用の本格的な受験参考書です。
単なる用語解説ではなく,その用語や事項を歴史の流れのなかに位置づけて整理・理解できるよう工夫した,新形式の参考書です。
過去10年のセンター試験で出題された用語や事項をABCの頻度で示し,センター試験の傾向を読み取れるよう工夫してあります。
編集上の工夫
平常の定期試験や大学受験にむけての復習に際して,知識を整理・確認するために使用することを前提に,必要かつ十分な用語・事項を採用してあります。受験に不要と思われる年代や用語・解説はあえて記述しないようにしました。
受験生が整理・確認しやすいように,用語や事項の解説は箇条書きでまとめ,その中でポイントになる用語を赤色で印刷,添付のシートで消えるようにして,学習の便を図りました。
用語や事項に関わるさまざなエピソードや関連事項をコラム的に配置し,興味・関心を深化させ,また複合的な視点から記憶が確かなものになるよう工夫して編集してあります。
項目を選定するとき,例えば「水稲耕作」という項目では,その項目に関わる用語(この場合は田下駄・石包丁・高床倉庫など)も合わせて解説文にいれて,まとまった一つの知識として理解が進むように工夫しました。
書名や作品名など文化的な業績については,煩瑣にならないよう,基本的にはその作者との関係で記述し,歴史的・文化的にとくに落とせない重要な業績は別に立項して解説しました。
現代史には,受験に出そうもない用語が多いので,とくに精選しました。
巻末に事項・項目索引を掲げ,利用の便を図りました。
目次(内容と構成)
第1編 原始・古代
第1章 日本文化のあけぼの
第2章 古代国家の形成と東アジア
第3章 律令国家の成立と都城
第4章 古代国家の推移と社会の変化
第2編 中世
第1章 古代から中世社会へ
第2章 武家政権の成立と鎌倉文化
第3章 南北朝時代と室町幕府
第4章 下剋上の社会と室町文化
第3編 近世
第1章 中世から近世社会へ
第2章 幕藩体制の成立と国際関係
第3章 幕藩体制の展開と元禄文化
第4章 幕藩体制の動揺と化政文化
第4編 近代
第1章 近世から近代社会へ
第2章 明治維新と立憲国家の成立
第3章 日清・日露戦争と東アジア
第4章 近代産業の発展と国民生活
第5章 第一次世界大戦と日本の社会
第6章 第二次世界大戦と日本の社会
第5章 現代
第1章 占領下の日本
第2章 日本の独立回復と戦後政治
第3章 経済大国日本への道
第4章 現代の世界と日本