「倫理」「法」「政治」「経済」の各分野で，私たちの生きる現代社会のしくみや課題など，「公共」の基礎をしっかり学習します。
原典資料や判例，統計資料などを活用して学習を深めるとともに，自ら思考する，公共的空間における主体としての意識を育みます。

2022年4月以降，成年年齢が18歳に引き下げられました。政治分野では主権者教育に重点を置き，選挙など政治参加に関する内容を増やし，主体的な社会参画を意識した構成となっています。
経済分野では，消費者教育や契約に関する記述を充実させました。

現代社会の諸相をとらえ，生徒が主体的に考える力を導く特設ページとして，「公共file」を各分野に設けました。
現代の諸課題について考察を深めます。

持続可能な社会を形成するために，私たちには何ができるのか―「公共」の学習の仕上げとして，人工知能（AI），環境，社会保障など5つのテーマを通し，社会と私たちの未来について深く考えます。