内容紹介
■「歴史する?」高等学校の新科目「歴史総合」に向けた新シリーズ!私たちを取り巻くさまざまな物事を、日本史・世界史の枠組みにとらわれない視点から広く、深く考えていきます。新たな学びのパートナー、学び直しのパートナーとしておすすめします。
■18世紀のヨーロッパで展開された「啓蒙」運動は、近代という時代の基礎を築いた要因のひとつとされ、そのために賞讃されることもあれば、批判されることもあります。本書では、こうした「啓蒙」観からはいったん離れて、18世紀の人々が自分たちの世界をどう理解し、何を求めていたかを探ります。そうすることで、なぜ、わたしたちは今も「啓蒙」を問い続けるのかを考えたいと思います。