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  • 2017/10/02
  • ワークシート「18歳選挙権に向けて」ご使用にあたって 

ワークシート 18歳選挙権に向けて-読んで考えて整理しよう-使用にあたって

 

 ワークシートの編著者である藤井剛です。

 今般、衆議院が解散され総選挙が実施されることとなりました。これから「主権者教育」に取り組まれる学校も多いと思います。その際には、ぜひこのワークシートを使用していただければ幸いです。

 使用の際には、5ページの「政党のマニフェスト要約」が、前回の参議院議員通常選挙のもので、過去のマニフェストですからそのまま利用して授業を行っても大丈夫です。その際、「政党名も異なるし、マニフェストも変わるだろうから、『投票先をどのように決めたらよいのか』の練習をしましょう」などと、過去のマニフェストであることを生徒に周知させて授業を実施いただきたいと思います。

 

 また、この「政党のマニフェスト要約」を今回の衆議院選挙に合わせて作りかえる場合は、いくつか注意事項があります。

 

1.各党のマニフェストの要約を、先生ご自身が作成されるのはお勧めしません。どのように「中立」を心がけて作成しても、うがった見方をされる可能性があるからです。

2.生徒が「マニフェストの要約」を行うのは大丈夫です。ただし、教員がサービスで各党のマニフェストを集めてきて生徒に渡してはいけません。マニフェストの配布場所などは制限があるからです。ですから、生徒が自分たちでマニフェストを集めてきて要約するのは大丈夫です。

3.現実的に「膨大な量」のマニフェストを、生徒が要約することは少ないと思います。簡単なのは、新聞に載った「各党のマニフェスト比較一覧表」を印刷して生徒に配付することです。その際、「何紙かの『比較一覧』を配付しなくてはなりませんか?」と質問されることが多いのですが、1紙で大丈夫です。マニフェストの要約は、記者が書き起こす記事とは異なり事項の整理です。内容についてのクレームは、「新聞社に言って下さい」と、新聞社に説明責任を果たさせて下さい。

4.「政治山」などの政策比較をあつかうHPを使う場合もあると思いますが、複数の同様のHPが存在することを生徒に説明して下さい。

5.このワークシートから離れますが、「ボートマッチ」を使ったり紹介したりする場合も、やはり複数あることを説明して下さい。

 

 以上の点に注意してワークシートを活用してください。政治学の調査や総務省の調査によると、投票に行った若者が次の選挙でも投票に行く確率は80%を超えています。日本の未来のために、ぜひ若者の投票率をあげていきましょう!!

 

 最後に少し宣伝を・・・・・・。

 以上のような、「主権者教育実施上の注意点」や「主権者教育の理論」などについては、『主権者教育のすすめ』(藤井剛著,清水書院)を参考にして下さい。また、主権者教育の実践事例については、実際の授業を文字に起こし、授業の実際が手に取るように「見える化」されている『授業LIVE 18歳からの政治参加』(清水書院)が、この9月に出版されています。これから主権者教育を実践なさる方には是非参考にしていただきたいと思います。


ワークシートのダウンロードはこちら




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